2013年10月18日

米国デフォルト回避「勝者はいない」結末

「勝者はいない」結末 米デフォルト回避の舞台裏 - MSN産経ニュース
より引用
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131018/amr13101800020001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131018/amr13101800020001-n2.htm

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 【ワシントン=青木伸行】米国のデフォルト(債務不履行)の危機は、調整機能を失った下院に代わり、かろうじて“良識”を発揮した上院の主導により土壇場で回避された。抵抗を続けた下院共和党も最後は折れた。デフォルト突入への秒読みが進む中、「危機バネ」が働いた格好だ。

 16日午後10時(日本時間17日午前11時)過ぎ、連邦議会議事堂の下院本会議場。賛成285、反対144で債務引き上げ法が可決されると一瞬、ざわめきが起こった。デフォルトに陥る“日付変更線”まで2時間足らず。きわどいタイミングでデフォルトの回避が確定した瞬間だった。

 これに先立つ午後8時(同午前9時)過ぎ、上院は賛成81、反対18で可決していた。

 この日は前日に引き続き、民主党のリード、共和党のマコネル両上院院内総務による午前の最終調整で幕を開ける。世界の憂慮の視線が注がれる中、リード氏は正午(同午前1時)過ぎ、上院本会議場で「合意に達した」と明らかにした。オバマ大統領と下院共和党の協議が行き詰まり、与野党の上院指導部が乗り出してから5日目。だがリード、マコネル両氏に満面の笑みは見られない。

 合意の内容では、オバマ氏がメンツに懸け死守しようとする医療保険改革(オバマケア)は“無傷”。これでは、調整能力を失っているベイナー下院議長をトップとし、保守強硬派を抱える下院共和党が受け入れない恐れがあったのだ。

 合意内容は直ちに下院に伝えられる。午後3時(同午前4時)過ぎ、議事堂内の「HC5」室。共和党下院議員総会に向かうベイナー氏の表情は、厳しかった。しかし総会後、ベイナー氏が放った言葉が空気を一変させる。

 「われわれはよく闘った。勝たなかっただけだ」 “敗北宣言”である。理由は「デフォルトのリスク」。共和党の一連の対応への不支持率は74%にまで上昇し、デフォルトに突入すれば国内外からの批判を一身に浴びてしまう。

 だが、保守強硬派の怒りは収まらない。ゴマート下院議員は「法案に反対票を投じる」と息巻いた。

 米メディアの一部は今回の結末を、「オバマ氏の勝利」とみる。しかし世界の米国への信頼は大きく傷ついた。米紙ワシントン・ポストは米国の「政治システム」を「敗者」に挙げた。

 夜、ホワイトハウスで記者会見したオバマ氏は「(政治に)不一致があるとき、国民に損害を与えないようにするという教訓を学んだ」と語った。政治に翻弄されたのは、ほかならぬ国民である。これらの意味で、「勝者はいない」(カーニー大統領報道官)結末だったといえよう。

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引用終わり


まずは、ある意味世界恐慌がぎりぎりで回避されたようなものなので、感謝したいと思う。

最初は楽観してみていたが、混迷するにつれてまさか?と思えてきた。

最終的には、オバマケアを死守した「オバマ大統領の勝利」とも言える。

しかし、記事にあるように、「アメリカの政治システム」は敗者であり、信用を著しく落としたと思う。

上記は、オバマ大統領の権威の失墜にもつながり、「勝者はいない」というのも納得できる。

誰も悪者にはなりたくないわけで、共和党の一連の対応への不支持率が74%に上昇したことが、合意に至ったともいえる。

というならば、米国民の勝利という解釈もできると思う。

今後のアメリカの信用回復の行動に期待したいと思う。




posted by 日本に住んでる日本人 at 06:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 米国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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