2013年09月29日

貨物船転覆事故 相手は避けていないかも?

中日新聞:貨物船転覆、5人の死亡確認 三重の1人なお不明:社会(CHUNICHI Web)
より引用
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013092890003055.html

↓   ↓   ↓

 東京・伊豆大島沖で27日午前1時25分ごろ、名古屋市港区の丸仲海運(杉下吉利社長)が所有する貨物船「第18栄福丸」(498トン)と、西アフリカのシエラレオネ船籍の貨物船「JIA HUI(ジィア・フイ)」(2、962トン)が衝突した事故で、海上保安庁の特殊救難隊は同日夕、転覆した第18栄福丸の船内を捜索した。行方不明になっていた日本人乗組員6人のうち5人を発見、救助したが、船長を含む全員の死亡を確認した。救難隊は行方不明になっている残り1人の捜索を続けている。

 第三管区海上保安本部(横浜)によると、死亡した5人は、船長の大川信悟さん(62)、機関長の本山規(もとむ)さん(57)、次席機関長の西岡康典さん(57)=いずれも三重県尾鷲市、一等航海士の山本慶正(けいしょう)さん(29)=同県南伊勢町=と、次席船長の高井智昭さん(40)=静岡県焼津市。行方不明になっているのは、一等機関士の三鬼多満男(みきたまお)さん(61)=三重県熊野市。

 大川さんら5人のうち1人は甲板上にある3階建ての建物の最上部にある操舵(そうだ)室で、4人は2階部分の個室で見つかった。運輸安全委員会は27日、船舶事故調査官3人を下田海上保安部(静岡県下田市)などに派遣して事故原因の調査を開始。夜には乗組員の家族が三重県から到着し、遺体の身元を確認した。

 救難隊は同日午前、船底を上に向けて海面に浮かぶ第18栄福丸の船体をたたき、乗組員6人の安否を調べたが、船内からは反応がなかった。強風で波が高く捜索作業は難航。事故から約14時間半後の午後4時すぎ、天候が安定したため潜水して船内を捜索し、約15分の間に5人を相次いで発見した。

 ジィア・フイは自力で航行でき、午後3時すぎに静岡県の下田港沖に到着。乗っていた中国人12人とミャンマー人1人にけがはなく、下田海保の職員が船長や乗組員から事故当時の状況を聴いた。同船を管理する香港の海運会社「駿豪海運有限会社」の担当者は、本紙の電話取材に「船と一度連絡が取れたが、衝突時の詳しい状況は分からない。日本の海上保安本部の指示に従いたい」と話した。

 ジィア・フイの船首にはこすれたような跡があり、左舷の錨(いかり)がちぎれていた。第三管区海上保安本部が衝突との関連を調べている。現場海域には事故時、台風20号の余波による海上暴風警報が出ており、波の高さは2・5メートルだったという。

 丸仲海運によると、第18栄福丸は26日正午ごろ愛知県東海市の名古屋港を出港し、千葉港に向かっていた。一方、ジィア・フイは川崎港から韓国・釜山港に向かっていた。

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引用終わり


事故相手は韓国船を第一候補と思っていたが、香港の海運会社の貨物船のようだ。

そして、船の接触跡からは、事件の真相を見つけるのは難しいと思っていたが・・・

TKY201309270447.jpg

http://www.asahi.com/national/update/0927/images/TKY201309270447.jpg

どう見ても、事故を起こした船の正面に接触した形跡がある。

ということは、この貨物船は正面からぶつかったということになる。

転覆した貨物船の接触跡を見ないとはっきりしたことは分からないが、普通、お互いに回避行動をとったなら、側部に接触跡が残るのではないか?

可能性としては、同じ方向に避けて正面衝突ということもありえるのだが・・・

1948年の海上人命安全国際会議で議定された国際海上衝突予防規則に即して制定された海上衝突予防法では下記のように定められている。

(1)正面から来る船同士は右に回避

(2)前方を船が横切る針路の場合は、相手を右舷側に見る船(相手の左舷側を見る船)が回避しなければならない

よって、法律に即して回避行動をとっていれば、正面衝突はありえない。

お互いの船の航路は分かっていて、正面からすれ違う形であったようだ。

この接触跡を、船長はどう説明するのか?

転覆した「第18栄福丸」は2年前に完成し、これまでトラブルがなかったこと。

「第18栄福丸」の乗組員はベテラン揃いだったことが報道で分かっている。



ラベル:日本 転覆事故
posted by 日本に住んでる日本人 at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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